SONNENTOR GmbHは、立ち止まることなく、国境を越えて成長を続けておられます。1988年、一人で創業、今では、ドイツで最も成功している1社と言われ、400人以上を雇用する企業になりました。製品のラインアップも増え、拡大してきました。オーガニックハーブだけで無く、スパイス、ティー、コーヒー、ココア、そして美食、スウィート等、現在では、約900種にのぼります。急激な拡大と製品群の拡張により、ラベル製造設備を自社内に設置する事を選ばれました。デジタル印刷機用加工機とロールtoロールのラベル印刷機を導入されました;コニカミノルタ製AL230とインラインで稼働するDC330MINIです。今回もStepan GmbHが、機械の据え付けを担当されました。Andreas Höfner, Executive Partner at Stepan GmbH;”SONNENTORは、とても興味深い、御客様です。と言いますのも、彼らのビジネスは、ラベルやパッケージでは無く、食品なのです。それと、地域のサプライチェーンへのアプローチ、環境に配慮された製造法、輸送の必要性を制限する方針は、目新しい驚き、に満ちています。今回の経験は、将来の資源への対処の仕方にとって重要なインパクトを持ちます。
SONNENTOR(ゾネントア)製品の日本語HPを見つけました。https://www.omochabako.co.jp/sonnentor/ (ご参考)
ラベルの特殊加工としてコールドフォィルとホットフォイルのどちらが向いている? どちらにもいくつかの長所が有ります。最も大きな違いは、その条件で、”HOT”は、熱と圧力が工程上必要で、コールドフォイルは、熱よりUV光や糊に依存しているという事です。このビデオでは、Uffe、CEO at GMが長所と限界の詳細を比較しながら説明しています。コールドフォイルは、DC350ハイエンド機の標準オプションとなっています。詳しい情報は以下のビデオから;①コールドフォイルは、ホットフォイルに比べて加工費が安く、紙よりフィルム(pp等)の基材への加工に親和性が高いこと(紙の場合は、糊の定着において安定性に劣る)。 ②デジタル印刷の後加工時は、シリコンオイルやワックス等の残余物の影響を考える必要が有るかもしれません。その為、コロナ処理器で基材の表面を改質する必要がでてきます。(コロナ処理器は、電気的な”サンドペーパー”と説明しています) ③フレキソ印刷では、アニロックスと版の仕様を十分に考慮してレイアウトを決める必要が有ります。
GMでは、水性塗料用高速乾燥システムをテストしています。VOC削減へのよりグリーンで効果的な代替えとして。水性塗料は、ラベル印刷において、環境にやさしい材料を求めている企業や消費者の為に有ります。環境への配慮を増す事は、ラベル印刷産業を新しいインキ開発へ駆り立てます。環境にやさしいラベルへの要望は、インキや塗料のトレンドと需要を造りました。それは、水性インキを使う事で、高い割合の水と少ないVOCで、環境にやさしい製品を製造する為の解決策となります。ラベル加工のよりグリーンで効果的なトレンドに応える為に、水性塗料用高速乾燥システムのサポートを目指しています。水性塗料は、インクジェット印刷や食品安全ラベルの印刷の前のプライマーとしても使用出来ます。準備が完了すると、高速乾燥システムは、65m/分で稼働します。テストは、デモセンターで外部からエキスパートを交えて行われました。(以下、写真)
2022年が始まり、新しい可能性のご紹介を致します。デモセンターのデモ機を追加し、貴社のビジネスにお役に立てる様に準備を重ねて参りました。 デモ機は、次の様になります;・DC330MINI(スマートコンパクト加工機) ・DC350FLEX(コンパクト多機能加工機) ・DC350(統合型多機能加工ライン) ・LC350(レーザ加工機) ・SR350(スリッター・巻取機・検査) ・PNT160(コアカッター)。 新しく投入されたDC350FLEXは、”スマートラムモデュール”を搭載しています。多層ラベル製造のデモにお役に立ちます。どうぞ、デンマークのデモセンターへライブデモのご予約を御依頼下さい。どの様に機械を稼働するかだけでなく、如何にお客様の製造拠点で、このソリューションを生かしていただくか等の詳細をご相談させて頂きます。(*時差の関係で、日本時間JSTで、夕方4時頃から7時頃迄のライブデモ開始が望ましいです。平日のみ)